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<<   作成日時 : 2017/05/28 14:57   >>

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青島は周囲4kmほどの小さな島で、集落があるのは港の周囲のわずかな範囲だけ。直線距離にしても200mほどです。集落の端から端まで数分で歩けてしまいます。
そんな狭い範囲に猫たちが100匹ほどいるわけですが(人家のないところには猫たちは入っていきません)、雑然と暮らしているわけではなく、一応いくつかのテリトリーに分かれて暮らしているようです。

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島の西側には「ネコエサ場」と書かれた一角があって、島の外から訪問した人たちが猫たちにエサをあげてもいい場所(逆に言えばこの場所以外のエサやりは原則禁止)がありますが、ではここにすべての猫が集まってくるかというと、見ているとそういうわけでもないようで。

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ここに集まってくるのは主とし西側にテリトリーを持っている猫たちのようで、東側の猫たちはあまり多く来ません。それが証拠に朝の便が着いて観光客がカリカリ持参でエサ場に向かっても集まってくる猫はせいぜい30〜40匹ほど。島全体で100匹いることを考えると全体の3割程度です。

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では他の猫たちはどうしてるのかというと、ちゃんと島の方々から別の場所でゴハンをもらっています。主として東側にいる猫たちですね。

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さてこの島の猫たちのテリトリーですが、つぶさに見て回ると4〜5か所に分かれているようです。
ただ、町の猫たちと違うのはテリトリーと言っても都会ほどシビアではないもののようで。東の猫が西のほうに出かけて行くこともありますし、その逆もある。ちょうどその中間にある港の小路は猫たちの「自由通路」になっているようで。

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これが都会だと他猫のテリトリーに入った猫は、そのテリトリーの主である猫から徹底的に排除され時には激しいケンカになるものですが、青島ではそのあたりは比較的ゆるやかなようで。

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青島では一日中どこかで頻繁にケンカが起こってますが、それは「オマエ、オレのショバ荒らしただろ?」というインネンを付けられるというよりも単に居心地のいい場所の取り合いに過ぎない場合が多いようです。もちろんそうしたケンカが起こった場合、その場所が自分のテリトリーでない猫は立場的に弱い、ということもあるようですが。

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ケンカそのものも、都会のように取っ組み合いになることは少なく、うなり声をあげたニラミアイの末、どちらかがゆっくり後ずさりして負けを認めて退散、ということがほとんどです。

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もちろん、食べ物の取り合いのケンカもあるんですが、こちらもさほどエスカレートすることはないようで。

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たぶん、これだけ狭い地域に生息している猫たちですから、たぶん皆顔見知りだし遠い親戚みたいな関係ばかりなのでしょう。本気で縄張り争いのケンカがあまり起きないのはそのせいかもしれないですね。

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そして5つのテリトリーを見ていくと、それぞれに似た毛色の猫が集まっていて血縁が強いのだろうというのが想像できます。これも面白いですね。

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集落の一角に、この島の猫たちの面倒を率先して見てくれている方がおられます。
猫たちもこの方が大好きで、お母さんが移動すると猫たちもその後をついていく、というシーンがよく見られます。

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今でこそ、たくさんの人が訪れる青島ですが、冬場になると定期船の欠航が相次ぎ島への物資輸送が困難になる時があります。当然エサの持ち込みも減るわけでそんな時でも猫たちの食事に不自由がないよう気を配ったり、あるいは生まれた仔猫たちが無事に育つよう母猫と一緒になって面倒を見てあげたり…。

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青島に住んでいる方の全てが猫好きというわけではありませんが、このお母さんをはじめとした世話人の方がいてくれるおかげで猫たちの命が繋がれていると言っていいでしょう。

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だから、この島を訪れた人は皆、帰りの船に乗る前に募金箱にお金を入れて行ったり、エサ回収ボックスに余ったエサを入れて行ったりします。冬場、船が欠航して輸送が停まった時に少しでも手助けになるように。

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二日間訪問した青島。
二日目の帰りの船に乗って港を出て行くと、後を追いかけるように港を出て来た漁船。お母さんの船が夕方の漁に出かけるところ。遠ざかっていく私たちの船に手を振ってくれました。楽しい思い出をありがとうございました。また来ますよ!

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次回は松山の沖にある隠れた猫島、睦月島をご紹介します。


HPに先日の旅日記の第一部として「青島編」をUPしました。
青島の猫の写真を満載しておきましたので、よろしければご覧ください。↓
http://www7b.biglobe.ne.jp/~kemunyan/nekotabi000.html


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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
我が家も取っ組み合いのケンカをします。
じゃれているのでしょうが、あんまりしつこく追いかけると、シャーって怒る事もあります。
ほとんどが無言のケンカです。
本気のケンカはすごい剣幕でうなりながら、容赦ないですよね。
猫ねこネコ
2017/05/31 16:01
猫ねこネコさん
姉妹猫ならば、ケンカしても遊びの延長ですし手加減もしますよね。
猫が本気で怒るとあの鋭い爪が…。
街の雄同士の縄張り争いでは、ケンカの果てに目をやられて片目になってしまう猫もいます。
そういう意味では島は平和なのかもしれません。本気のケンカはあまり見ませんから。
草凪みかん
2017/05/31 22:38
こんばんは。
土地土地で、猫の暮らしぶりも違うものですねぇ。
あんまり激しい争いがなく、暮していけるのはいいですね。
淡い茶色の毛並みの子が多いのね。こんなに多くのニャンコを一度に見ると、頬がゆるんじゃいますよ。
毎日ばらいろ
2017/06/01 01:38
毎日ばらいろさん
島という環境もあるんでしょうが、互いにみんな顔見知りだからなんでしょうね。
学校のホームルームに似てるかも。
でも猫の世界にいじめはありませんよ。
青島で2日も過ごすとなんとなく猫語わかるようになりますよ。(^^;
草凪みかん
2017/06/01 22:19
土地柄もあるんでしょうね。やさしい人が多いんですね。お母さんには頭が下がります。そんな土地で育つ猫が激しく争わないのもわかる気がします。
なななつのママ
2017/06/13 09:15
なななつのママさん
このお母さんは多くの母猫たちと一緒に仔猫の世話もされていたりして、青島の猫たちにとってはまさにゴッドマザー。
この島の猫たちは皆兄弟姉妹のようなものかもしれないですね。時々ケンカはしますけど。(^^;
草凪みかん
2017/06/13 22:42

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