MIKANのねこブログ

アクセスカウンタ

zoom RSS トーマス号

<<   作成日時 : 2017/09/06 22:26   >>

面白い ブログ気持玉 17 / トラックバック 0 / コメント 6

今年も6月から10月まで運転されているSL「トーマス」号。
9月第一週末、夏休みが終わった直後で人出が鈍る日のはずなのに、この土日も特急「トーマス」号は上下列車とも満席でした。トーマス人気、恐るべし!

画像


「きかんしゃトーマス」が日本でテレビ放映されるようになってからすでに四半世紀。子供の頃「トーマス」を見ていた世代が親となり、自分の子供にトーマスの絵本を買ってあげる年齢となっています。世代を超えた人気者ですね。
大井川鐡道で「トーマス」に扮しているのはC11227という機関車。もちろん普段は元来の真っ黒な姿で走っていますが6月〜10月の期間だけは体を青く塗って「トーマス」に変身します。後につづく客車も本来は茶色ですが、オレンジ色に塗り替えられています。でも原作の客車:アニーとクララベルはもうちょっと赤味が強い色だったような気がしますが。(^^;

画像


さて、「トーマス」号は「特急」となっています。大井川のSL列車は本来「急行」のはずですが、なぜ「トーマス」だけが特急なのか??
通常のSL急行は始発の新金谷を発車すると途中、家山・下泉に停車して終点千頭に到着します。これに対して「トーマス」は途中停車駅なし。ノンストップで千頭に到着します。だから「特急」…なんですが、ここには裏話が。
実は…大井川鐡道のSL列車にはツアーの団体客が多いのですが、ここ10年ほど旅行会社の姑息なやり口に悩まされていまして。というのも、かつてはどこのツアーも新金谷〜千頭の全線を乗車させていたのですが、近年は途中の家山で降ろしてしまってバスで焼津方面へ向かわせるコースを組む旅行会社が急増。
大井川鐡道としては入って来る運賃収入が半分になってしまうので頭の痛い問題でした。

画像


大井川鐡道で本当に景色がいいのは家山から先、大井川の雄大な流れを車窓に見ながら何度も鉄橋を渡るのがこの線の醍醐味なんですが、第一鉄橋も渡らない家山で降ろされてしまってはお客さんは「ただSLに乗っただけ」で景色を楽しむことはほとんどできません。
そもそも旅行会社はなぜそんなことをするのか?

旅行会社に勤めたことがある(私もそうです)人ならわかると思いますが、ここで内幕をバクロしますと(殺されるかな…(^^; )、旅行会社というのは各観光施設や宿泊施設、あるいは交通機関からのマージンで経営が成り立っています。ということは、同じ一日8時間の行程であればできるだけ多くの観光施設(ほとんど土産物屋)に立ち寄ってマージンを多く稼ぎたいわけです。となると、終点千頭まで行かせずに家山でバスに乗り換えさせて焼津あたりの海産物センターに行かせたほうがトクなわけで。はっきり言ってお客が景色を楽しめるかどうかなどは二の次!いかに多くの土産物屋を回ってマージンを稼ぐか、しか考えていません。
皆さん、バスツアーなどに参加してこういう経験ありませんか?景勝地での見学時間はせいぜい15分程度と短いのに、土産物屋は一日に何度も寄ってしかも1回寄ると30分くらい時間を取っている。一日終わってみれば土産物屋で過ごす時間のほうが圧倒的に多かったということが。土産物屋に寄る時間をもうちょっと景勝地見学に割いてほしかったなぁ、と思うことが。

そう、これが旅行会社の「陰謀」なのです!
かつて旅行会社で営業兼添乗員を10年やっていた私が言うんですから間違いありません。コースや見積書まで書いていた人間ですから。旅行会社にとって「いかにお客様が楽しめるか」よりも「いかにマージンが稼げるか」のほうが至上命題なんですよ。その「至上命題」をクリアして初めて「そのワクの中で」いかにお客様を楽しませるか、を考えるのが旅行会社の企画担当であり営業担当。ツライ立場ではあります…。
残念ながら決して「お客様第一主義」ではありません。

画像


で…その対策として大井川鐡道が打ち出したのが「トーマス号は全線ノンストップの特急とする」という方法。ただでさえ人気のトーマス。旅行会社としてはツアーの目玉にしたいところでしょうが家山で降ろされてはかなわない。「乗せたければ全線乗せてくださいな」と強気に出たわけです。「別にアナタのところがお客を送り込んでくれなくても個人のお客さんで満席になりますからいいんですよ〜♪」…とまあ、そこまでは言いませんがこれまでの旅行会社の暴挙に一矢報いた形になりました。
もちろん「特急」ですから通常のSL「急行」よりも料金は若干お高め。

旅行会社も昔はここまであざといやり口しなかったんですが、ここ10年くらいはひどいですね。本当に「いい旅」を提供しようとしているのか首をかしげる会社、多いです。大手も例外じゃありません。
もっといろんな内幕バラしてもいいんですが脅迫状が来たらまずいのでこのあたりでやめておきますけど。(^^;

さて、トーマスのお顏ですが、
これは帰りのトーマス号発車前に客車に連結しようとして転線している時。

画像


下の写真は客車を引き連れて千頭駅を発車して行く時。

画像


お目目の向きが変わっているのがわかりますか?
そう、トーマスの目玉、動くんです。(^^;

トーマス号の終点である千頭駅には物語での機関車仲間のパーシーやヒロがやはり機関車をコスプレ?してセッティングされていて折り返しまでの時間はそこにトーマスが加わり一列に並びます。「トーマス」号の予約が満席で取れずにクルマでやってきてこの「トーマス・フェア」を見て、その行き帰りに途中で「トーマス」号の走る姿を見ていく人たちも多いですね。(「トーマスフェア」は入場料金がかかります)
いずれにしても、家族そろって楽しむには最適かもしれません。

今年の「トーマス」のレギュラー運転日は10/9まで。
クリスマスには特別運転もあります。
詳しくは↓こちらで

http://oigawa-railway.co.jp/thomas

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 17
面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
かわいい

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
♪ こんばんわ
トーマスですne (笑)
実際だとちょっと怖い・・・
最近のトーマスってCGなので
ジオラマ模型の時のトーマスに比べ
キレイにできてるけどつまらない
サンダーバードとかもそんな感じで
模型でどこまでっていうのがイイのにne
たしかジェームスって赤いのがいて
パーシーとかもいたna〜(笑)☆
アメネコ
2017/09/06 23:16
昔勤めていた旅行会社では、「KB(キックバック)」って言っていました。
確かにお安くするための作戦です。
テレビで見た豪華バスツアーは、そう言った所はほとんど寄らず、のんびりと観光。
その分かなりのお値段でしたが。
実写のトーマス、見たら「わあ〜」ってみんながなるでしょうね。
でも、トーマスって、顔、ちょと怖い(かわいくない)ですよね。
猫ねこネコ
2017/09/07 00:37
こんにちは^ ^
トーマス、とても懐かしいです。
出始めの時に、幼い息子が夢中になり、
今も、当時のトーマスのおもちゃが屋根裏にとってあります。
また、大井川鉄道も思い出深く、確かに、当時は千頭までだったなと思い出しました。
20年以上前のことですが(^^)

花はな
2017/09/07 15:34
こんばんは。
トーマス君の顔、インパクトありますねぇ。
子どもが夢中になったり、恐いと泣いたりする気持ちがよく分かります。
旅行会社の陰謀、なるほど、ガッテンです。よくバス旅行など利用させていただいたので、とても納得です。みかんさんは、旅行会社にお勤めだったんですね。添乗員さんにも、よくお世話になりました。
毎日ばらいろ
2017/09/08 01:12
木・金と出張でしたのでリコメが遅くなりました。すみません。

アメネコさん
そう、CGになってから昔のほのぼの感がイマイチになったような気がしますね。「サンダーバード」もそう。いかにも人形、というところに親しみが持てたのに。
大井川のトーマス、立体感ありすぎてコワイって言う方、けっこう多いですよ。(^^;
もっともそう言っているのはほとんど大人で子供たちは大喜びなんですけどね。

猫ねこネコさん
KB!懐かしい言葉だなぁ〜。(^^;
旅行ってつまるところ思い出作りですから、必ずしも安いのがいいっていうわけではないですよね。安いツアーには多くを求めてはいけません。
10年添乗員やりましたけど、今だから言える話、けこうヨロクが多かったです。行っている間は食費はかからないし添乗日当入ってきたし…。当時観光労連の規定で年間90日以上は添乗してはいけないことになっていましたが、実際にはそれをオーバーして乗ってました。おかげで給料が手付かずだった月もあってけっこうお金が貯まりました。ただ体はキツかった…40超えたらシンドイ仕事ですね。

草凪みかん
2017/09/09 12:29
花はなさん
昔も今もトーマスは子供たちに大人気ですよね。特に男の子に人気があるのかな。
出始め当時のトーマスのおもちゃ、ひょっとしたら今ではレアものになっているかも?
20年以上前ですか。大井川鐡道沿線、川根温泉ができたほかは沿線のたたずまいはほとんど変わっていません。機会がありましたらまたお訪ねください。

毎日ばらいろさん
間近で見ると本当にインパクトありますよ、トーマスの顏。(^^;
旅行会社って「手数料商売」ですからどうしても手数料の取れるところを多く回るようにコースを組むのは仕方ないところなんですけどね。
でも最近は儲け第一主義でエグイやり方をするところが増えてます。昔はもっと各施設と「持ちつ持たれつ」でやっていたんですが…。(-_-;)
少なくとも一番景色のいい場所を乗車させずにただ「SLに乗せとけばいいだろ」ってな発想はお客様をバカにしてるような気がします。少なくとも私だったらもうちょっと別のコースを組みます。先に久能山や御前崎に行かせてバスで北上して川根温泉で昼食、食事場所の窓からお昼に通過するSLを見せた後、千頭に行って両国の吊り橋あたりを軽く散歩させてから帰りのSLに乗せます。焼津は帰りでも充分かと。
草凪みかん
2017/09/09 12:36

コメントする help

ニックネーム
本 文
トーマス号 MIKANのねこブログ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる