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zoom RSS 青函連絡船

<<   作成日時 : 2018/04/28 13:17   >>

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今日からGWですね。
ご家族で、あるいはお友達同士で旅行に出られるという方もおられると思います。
前半はいいお天気が続くようです。5/2・3でちょっと雨が降るみたいですが、そのあとはまた晴れ予報。
どこの行楽地も賑わうことでしょう。(^^)
私は連休中は大人しく地元にいると思います。5月中旬に休みを取ってちょっと旅に出ますので、GWはひたすらエネルギー(お金)充填を…。(^^;

旅といえば…、
先日久々に古いアルバムを眺めていたら裏表紙のポケットからこんなものがパラリと落ちてきました。

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今はなき青函連絡船の乗船名簿。
たぶん乗った時に記念にというんで一枚余分に拝借してきたんでしょうね。もう40年近く前の物です。

そう、学生時代、私は「北海道病」でした。(^^;
もともとは高校時代にSL撮影で何度か訪れた北海道。その頃は親父に頼み込んで小遣いを出してもらっての旅でしたが、大学に入った最初の夏休み。アルバイトも始めて自分で旅費が出せるようになってから友人に誘われてまた北海道へ。
その時は「SLのいない北海道なんて」(高校2年の12月に国鉄のSLは全廃になっていました)と思いながら、それでも誘われるまま半ばお付き合いのつもりで出かけたんですが…。帰ってみれば北海道そのものの魅力にどっぷりと浸ってしまいました。

それ以来、卒業の年まで毎年夏休みと春休みは定期便のように北海道に出かけるようになってしまっていましたね。特に3月。進級の課題やレポートを出し終えるともうその翌日にはリュックを背負って上野駅。(^^;
当時20日間有効の周遊券を買って。

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今のJRとは違ってこの頃の国鉄は本当に格安な切符を作ってくれていましたね。この周遊券、10月から4月まではオフシーズン料金で2割引きだったんですよ。学割ですでに2割引きでしたから、トータルで36%OFF!
有効期間の20日間を使い切って長旅をしていました。出発して20日目に北海道のどこかの駅で列車に乗れば途中下車しない限り東京に着くのが21日目でも22日目でも構わないんですよね。
もちろんアルバイトで稼いだお金があるとはいえ、旅費は潤沢ではありません。ですから宿になるのはユースホステルや夜行列車(当時札幌と網走や釧路、稚内、あるいは函館を結んでいた夜行列車がありました)でしたね。お金のない分は体力でカバーしての旅でした。若かったからできたんだろうなぁ。今じゃ多分ムリ。(^^;

今でこそ北海道に行くとなると飛行機で行くのが一般的ですが、当時はお金のある人は別としてまだまだ列車で行くのが一般的な時代でした。あの頃は飛行機よりも鉄道の方が格段に安かったんですよね。
飛行機なら2時間弱で行くところを丸一日かけて…でもそれが楽しかったような気がする。少なくとも当時は北海道は夜行列車で青森まで行き、そこから連絡船で渡るのが「儀式」だと思っていましたよ。そう、「渡道」という言葉は今でもあるけど、九州や四国に行くのに「渡九」とか「渡四」という言い方はしないでしょ?
「函館を無視して飛行機で札幌に飛ぶなんて北海道に対する冒涜だ〜!」なんて言ってましたね。これを「北海道教原理主義」と言います。(^^;

上野駅を夜7時過ぎに出る夜行列車で一晩揺られ、青森に着くのが朝6時過ぎ。眠い目をこすりながら連絡船桟橋に向かうと、連絡船の大きな船体が人待ち顔。

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途中の通路で乗船名簿を記入する場所があります。記入した乗船名簿を箱に入れて乗船口へ向かいます。そこで連絡船の係員の出迎えを受けて船内へ。
「北海道へ行くんだ!」という期待感が高まる一瞬でした。
桟橋通路から乗船口まで歩いて行く時の音を録音したものが残っていますのでよかったら聴いてみてください。





乗るとまず、私は桟敷席へ。カーペット敷きのその部屋は窓はほとんどないですが荷物をゆったり置けるんですよね。ほとんどの人は眺めのいい椅子席に行きたがるんですが。
荷物を置いて乗船の人の流れが落ち着いたところで遊歩甲板に出ます。

出航5分前、出航を告げるドラの音が響きます。
やがて出航時刻、「蛍の光」の音楽が流れ、長い汽笛が一声。なんともいえない風情がありました。
これも録音したものが残っています。安物のテレコを使っていてしかも風の音が入って聞きづらいですが、雰囲気は味わえると思います。
昭和54年3月、青森7:30発の青函5便「十和田丸」の出航です。





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出航すると、船内の案内があります。携帯電話が当たり前の今じゃ聞けない電報電話の案内なんかも。(^^;





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船は1時間ほどで陸奥湾を出て津軽海峡へ。夏は比較的海上は安定していましたが、冬場はよく揺れました。さっきの放送で「本日の津軽海峡は全般的に西の風が強く吹いてますが航海の安全にはご心配ございません」って言ってましたが、これはまだ比較的波が緩い日。あの案内の途中で「このため海峡中央部では多少船が揺れますが」と一言挟まると…これは、揺れます。
どのくらい揺れるかというと、これが全然「多少」じゃないのね。(^^;
船内通路に置いてあったバケツがガランガラン転がっていくくらいだから。船酔いに弱い人はイッパツで…。
だから旅慣れた人は椅子席ではなく寝転がることのできる桟敷席を選ぶんですよね。初めて連絡船に乗る人はそれを知らずに嬉々として椅子席に座ってしまい、船出してからジゴクを見ることも。
でも天候が安定してさえいれば、3時間50分の船旅は本当に素晴らしいものでした。まさに北海道の旅の序曲。

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やがて行く手の北海道の大地が次第に近づき、船は大きく右に舵を切って函館湾へ。函館山の姿が大きくなっていきます。

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そして流れる船内放送。函館からの接続列車の案内がされます。





今は連絡船もなく、青函トンネルで新幹線が東京からまっすぐ函館に突っ走るようになりました。
本当に便利になったなぁ。と思う反面、あの頃の旅の方がよかったなぁ。という気持ちがどこかに。
今よりもゆったりと時間が流れていた、そんな時代だったような気がします。

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(おまけ)
この音は今もまったく変わっていないはずです。
函館ローマカトリック教会の鐘の音。





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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
おはようございます、草凪みかんさん\^^/
昭和の旅は、アナログですね。
周遊券バッチリ使い込んで、夜行列車も懐かし〜です
おーちゃん\^^/
2018/04/29 10:08
こんばんは。
北海道病、分かる気がします。
北海道ってそれだけ魅力的なところなんですよね。
私も子どもの頃はよくフェリーで北海道に来てました。
ゆったりと時間が流れていましたね、確かに。
羽田−釧路で1時間半でビュ〜ンって飛んできたときは実感湧かなかったです…。
TAMO
2018/04/29 19:44
おーちゃんさん
あの頃の周遊券、重宝したなぁ〜。
でも今は北海道の鉄道線、寂しくなってしまいました。かつては網の目のようにあった路線も今は幹線が残るだけ。これじゃ列車での旅は成り立たないですよね…。

TAMOさん
九州も四国もいいところなんですが、やっぱり北海道は特別ですよね。
タンチョウ撮影にのめり込んでいる私ですが、じゃあ場所が北海道じゃなかったらこれほど熱中したかというと?です。
それが証拠に九州出水のマナヅル繁殖地、まだ一回しか撮影に行ったことがありません。(^^;
草凪みかん
2018/04/29 21:35
北海道、ずっと行ってみたいと思っているのですが、なかなか縁がありません。
北海道だけでなく、東京より北方面は足を踏み入れたことがありません。
九州からはとても遠いところです^^;
Myu&Reon
2018/04/30 23:41
こんにちは。
なつかしい。
若い頃、一人旅したことを思い出しました。連絡船からどうやって乗り継ぎするんだろう?と、オロオロしてました。
毎日ばらいろ
2018/05/01 15:35
Myu&Reonさん
そう、九州からだと遠いですよね、東北・北海道は。直行便の飛行機も少ないし。
でも九州の方が北海道に憧れるのと同じように、北海道の人たちは暖かい九州や四国に憧れてる人が多いですね。どちらも素敵な場所です。

毎日ばらいろさん
函館に着くと桟橋から列車のホームまでがけっこう遠いんですよね〜。特に3・4番線って一番遠くてしかも自由席はその一番前。連絡船下りるとリュック背負ってダッシュしてましたね。若かったなぁ〜、(^^;
草凪みかん
2018/05/01 21:16

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