神輿渡御

昨晩は幼馴染が集まって生まれ故郷の東京荒川で飲み会。
帰宅が遅くなってしまいましたので、皆様のブログへの訪問ができませんでした。
これから順繰りにお伺いますので…。

いや昨日も暑かったです!
午後2時半過ぎで35℃突破。外にいるのは非常にキケンな状態だったんですが…それでもその時間には外にいた私。
実は昨日は尾久八幡神社の4年に一度の例大祭。本社神輿が渡御するのでカメラさげて撮影に行ったわけで。
基本的に夏は早朝の猫以外は撮らないことにしている私ですが、こればかりは例外。
自分の生まれ故郷のお祭りだから。

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そう、幼馴染との飲み会もそれに合わせてのこと。
毎年8月第一土曜日の夜は集まって飲むことにしてます。ただ、例大祭とその間の中祭り(例大祭から二年目)の年は飲み会に先駆けて私はお祭りの撮影♪
午後5時に熊野前に集合と言うことになっているので、それまでは久々にマジメにカメラマンします。
八幡様の本殿前で宮出しを待つ本社神輿。尾久っ子の誇りです!

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実は本来例大祭は来年です。前回の例大祭は三年前に行われていますから。
それが今年になったのは来年だと東京オリンピックの開催期間と重なってしまうから。そのため本来昨年行われるはずだった中祭りを中止して大祭を一年前倒しにしたわけ。

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大祭と中祭りの年には八幡神社の本社神輿が出御します。
宮出しは午後3時。一番暑い時間帯なんですよね。(^^;
親方衆の木遣りの声が境内に響き、いよいよ神輿が持ち上がります。

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実はこれを撮影するのに一番特等席なのが都電宮ノ前の王子方面行停留所。ここからだと鳥居が真正面。
もちろん乗降の人たちの邪魔にならぬように一歩下がって構えます。

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威勢のいい掛け声とともにいったん本殿に向かったお神輿、本殿前で神様を載せて向きを変え鳥居をくぐってきます。
揉まれながらお神輿は徐々に向きを変えて…。

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神輿渡御のルートは都電荒川線の電車道に沿って、まず東に向かい熊野前商店街入り口の交差点でUターンして反対車線に移り、今度は八幡神社の真向かいを通って西に向かい、小台交差点で再びUターン。再度北側の車線に移って八幡神社に戻ってきます。
この間、神輿の通っている側の車線は全面通行止めになります。

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ただ、都電だけは公共交通機関なので通常運行。線路と両側の道路との間は低い縁石で仕切られています。だもんで、都電とお神輿のコラボを撮影しに来る方も多いですね。
いや、私もそうですが。(^^;

宮出しのシーンをちょっと動画で撮ってみました。
しかしいつものことながら一眼レフの動画撮影はやりにくい…こと動画となると私は完全なドシロートになっちゃいます。(^^;
停留所の椅子に座ったままでのラクチン撮影。
途中、電車が入ってきますがあえて一時停止にはせず撮影を続けてます。ここならではのシーンだから。




撮影中、私の前を横切っていったオジサン、停留所の柵越しにカメラを構えておまわりさんに怒られてます。左から来た電車にばかり気を取られていると右側から来た電車に頭ぶつけられますよ!

続けて2シーン。




↓こちらは三ノ輪橋行き停留所の上から真横を通過していくところを




神輿の回りは担ぎ手以外に氏子衆や見物客が集まって人、人、人。
浅草の三社みたいに観光客は来ないけれど、いかにも下町らしい地元色の強いお祭りです。

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この本社神輿、四点棒に五段龍頭桝組で台座は三尺二寸。かなり大きいです。浅草三社の神輿と比べても引けを取らないくらい。

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子供の頃、これを担ぐのが夢だったなぁ。尾久っ子はみんなそうだった。
大人になったら八幡様のお神輿担ぐんだ!と。男の子はみんな、ね。
高校生になって「担がせて!」と友達と三人連れ立って町会の元締めに頼みにいったことがあったけど、
「歳いくつだ?16ぅ~?そんなケツの青い若造に触らせるわけにはいかねえ!大人になってから出直して来い!」
と一蹴されました。(^^;
だから、よし、成人したら!と思っていたのですが、高校二年の時にこの地を離れて埼玉に転居することになって…。
結局一度も担げずじまい。

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神輿はところどころ、というか町会の境目で止まり、そこで5分ほど休憩が入ります。渡御の前半はわが東尾久各町会の受け持ち。
元締衆の拍子木が入っていったん神輿は下ろされ、担ぎ手も一部交代。
この暑さ、担ぎ手でなくても神輿に随行していくだけでも汗ダラダラになります。熱中症にならないように皆休憩中に水分補給。
再び拍子木が入って神輿が持ち上がり、威勢のよい声とともに練り歩きはじめます。

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すぐ後ろを都電が通過。車内の人たちもこの神輿行列に目が釘付けでした。

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この神輿渡御には尾久警察署のおまわりさんが総動員体制。
「ハイ、電車来ますよ~!」
都電が近づくたび、線路との境目に入ってくる人がないように目を凝らして。
暑い中、本当にご苦労様です!

写真を撮ろうとすると道路と同じ高さからでは人の頭なんかが手前に入ってなかなかクリアに撮れません。
だからちょっとした小高い場所を選んで撮ったりもしました。
ある二階建てのお店の階段の途中まで登って…。

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でもこれより上には登りません。
いや登ることはできるんですよ。でもあまり上から神様を見下ろすのは失礼に当たりますから…。

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八幡神社の若い宮司さん。お神輿の先導で榊を持って歩きます。暑そうですね~。(^^;

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でも、担ぎ手は熱が入ってます。
いやいや、オトコの顏ですね!(^^)v

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東京の人口は増えているとはいうけれど、この荒川をはじめとした下町はむしろ一部では減少傾向にあります。特に若い世代が減ってしまった。
だから最近では大祭の時、正直言って地元の人間だけでは担ぎ手が足りず他の地域から応援の人を呼んでいる状態です。
地元氏子衆のほとんどはかなりな年配者。しかも四点棒のこの大神輿を渡御させるとなると交代要員含めてかなりな人数が要ります。

かく言う私も遥か昔に荒川を出てしまった人間。それでも、私の心の故郷は少年時代を過ごしたここ、荒川尾久です!

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Uターン地点の熊野前(ここが私の育ったところ!私の家はここから歩いて2分でした)を目前にして何回目かの休憩。
もう気温が相当上がっているのが空気の澱み具合でわかると思います。やってくる都電が霞んで見えてます。
おまわりさんが一列になって電車道との間に。

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この間、見物していたお年寄りが熱気に煽られて倒れ、熱中症で救急車が来る事態に。
昔はこのお祭りの時期だってこんな暑さにはならなかったよなぁ~。明日の子供神輿、大丈夫だろうか??

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熊野前停留所の手前、商店街入り口の交差点で神輿行列は反対車線に移ります。

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今度は西に向かうので写真撮るのはラクですね。順光ですから♪

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またすぐ横を電車が通過。

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おや、こちらの町会は華やいでるなぁ~。女性の担ぎ手がたくさん♪

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もちろん、男衆も負けてません!
オウリャ!ヨイサ!オウリャ!ヨイサ!

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こちらは暑そう…無理しないでくださいよ~~。

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大祭が一年前倒しになるというのは東京オリンピックの開催が決まった翌年のことで、その時にはまだ当時の天皇陛下(現上皇陛下)の譲位が決まっていませんでした。しかし結果的に皇位継承の年に八幡様の大祭が当たることになり、令和元年に最初の大祭ということになりました。
お神輿には「奉祝御大典 天皇陛下御即位」の垂れ旗が踊ります。

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また宮の前に戻って来た本社神輿。
渡御の半分の行程を消化。これから先は西尾久各町会の受け持ちとなります。

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さきほど宮出しを撮った同じ停留所の上から。時計を見ると…もうすぐ4時半。

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ここから熊野前まで歩いて10分弱。そろそろ撮影を打ち切らないと。
お店は予約してあるっていうし…。
小台に向かう神輿行列を見送ってカメラをしまい、待ち合わせの場所へ。


大祭は土日の二日間。
この土曜日は神輿渡御、日曜日には神幸祭が行われます。
神幸祭には神馬である白馬に宮司さんが乗り、神輿や山車が行列をなして尾久各町内を巡幸します。
神幸祭では神輿は山車に載せられて移動するので担がれることはないですが…。
これも見たかったのですが、さすがにこの年齢になると二日続けて炎天下で撮影する元気はなく。
しかも前の晩にお酒が入ってはね。(^^;

今から7年前の神幸祭のカットを数枚貼っておきましょうか。

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この頃の宮司さんは先代の方でした。さすがに真夏の暑さはこたえたようで…。

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今午後2時。神幸行列、どのあたりにいるかな?


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この記事へのコメント

2019年08月04日 17:57
僕も動画には手を出してませんが
臨場感というか、
すごい熱気が伝わって来ますねぇ~
2019年08月04日 18:33
こんばんはo(*^▽^*)o~♪
地元のお祭りですか。
動画見てたら勝手に身体が動いちゃいます(^^ゞ
もう熱気が伝わってきますよ。
女神輿も威勢がいいでしょうね~
子供さんはかつぐことが出来ないんですか。
みんなみかんさんと一緒で大人になったら絶体かついでやるって思ってる子多そうですね。
二日酔いにはなってませんか。
幼馴染さんと集まって近況話するっていいですね~
これからもその友情がずっと続いていきますように。
2019年08月04日 19:02
八幡神社さんの前何度か自転車で通ったことあります!(^^)!

動画、臨場感があっていいですね~。
2019年08月04日 19:58
はなさん
宮出しを動画で撮ったのは初めてなんです。
でもこうやって撮ってみるとお祭りは動画の方が雰囲気即伝わりますね。
それだけにスチール写真でどう臨場感を出すかがカメラマンの課題なんですが。(^^;

みるくっちさん
昔、高校生はおろか大学生でも「ガキ」扱いされてましたね。(^^;
要は年齢じゃなくて「自分で稼いでないヤツ」は皆「子供」と言われたものです。
だから高校出てすぐ働き出した人は担ぎ手になれたという話も。
幼馴染との同窓会は楽しかったです。話が尽きません。近況報告よりもいつもの昔話ですね♪
いつも思うけど、わずか数年前のことでも忘れてることが多いのに、子供の頃の記憶ってなんであんなに皆鮮明に覚えているんだろうと。
メンコ、ベーゴマ、石けり、鬼ごっこ、三角ベース…あのときこうだったよね?なんて話の繰り返しであっという間に3時間経ちました。(^^;

偽ストラトさん
そうか、隅田川べりをよく走られますものね。
そういえばよくここを通って尾久橋から隅田左岸を下っていく人いますね。
小台橋ルートもあるんですが、ちょっと川まで遠回りになるんですよね。
2019年08月04日 21:36
こんな活気にあふれたお祭りに参加できるって
ほんとうにいいですよね!
熊谷にもうちわ祭りという町内会参加型の
お祭りがあるのですが、我家は郊外にあるので
参加できないんです(T_T)
ロシアンブルー
2019年08月04日 23:45
こんばんわ。
オリンピックの影響は大きいですね。
お神輿重たそうで立派ですね。
神輿と都電荒川線のコラボ、滅多に見られない写真ですね。
真夏のお祭り、熱中症に気を付けないと危険ですね。
2019年08月05日 01:17
わぁ~、すごい迫力!熱気!
応援の人がいるとは言っても、
こんなに担ぎ手が集まるなんて、さすが伝統です。
女性の担ぎ手の笑顔もステキ!
MIKANさんのふるさとなんですね。
2019年08月05日 10:12
今日は
熱気伝わってきます
年配の方もこの暑さの中
頑張っておられますね(^^
2019年08月05日 10:15

(気持ち玉代わりです)
2019年08月05日 10:41
神輿を担ぐ人達の熱気ムンムン漂って来ます
伝統が受け継がれて行くのは凄いですね
写真には都電も入って、情緒満点
2019年08月05日 12:44
活気あふれるお祭りですね!
臨場感が伝わってきます。
連日暑いのでお祭りに出る方も見る方も大変ですね。
2019年08月05日 14:18
こんんちは、草凪みかんさん\^^/。
故郷祭りって郷愁ましまし、見に行きますね(*^_^*)。
迫力のある画像+動画すばらし~いです(^_^)v。
2019年08月05日 16:11
道路いっぱいにひしめき合うという表現がぴったり
見ている方も担ぎ手も汗だくだったでしょうね。
週末はどこかの地区でお祭りの山車や神輿が出ています。
9月は安房の国の大祭があるので山車が勢ぞろいです。
祭り半纏は地域ごと趣が違って面白いですね。
2019年08月05日 20:49
kyoroさん
熊谷のうちわ祭り、5年ほど前に見に行ったことがありますよ。
あれも地元色豊かなお祭りですよね。
確か秩父鉄道のSL撮影の帰りで、C58も「うちわ祭り」のヘッドマークつけて走ってたような。
そういえば熊谷、今日何度になっていたんだろう???

ロシアンブルーさん
神輿と都電のコラボ、格好の組み合わせなんですがなかなかこれが上手く撮れません。
なかなかタイミングが合わないし、人の動きも読めないし。
でもこれはここでしか撮れない絵ですからいつも何枚も撮ってしまいます。
ボツ写真が多いんですが。(^^;

毎日ばらいろさん
最近は女性の担ぎ手増えましたね~。
私が子供の頃は本社神輿担ぎは女人禁制的なところもあったんですが、
時代は変わりました。
で、よくよく見ると平均年齢は女性軍のほうが若いんですよね。(^^;
男衆、頑張らないと!

すーちんさん
そう、担ぎ手の平均年齢高いんですよ、男衆は。
でも昭和の荒波を越えて来た?漢たちばかりですから、
「まだまだ若ぇもんに負けるかい!」ってな意気込みが。
無理して熱中症で倒れないでほしいな、と。(^^;

T&Mさん
この本社神輿は確か昭和初期に造られたものだと聞いてます。もちろん先代があるんですが、これで何代目なんだろう?
尾久八幡神社の創建は室町時代に遡ります。資料によると1312年。
まだ当時は「尾久村」だったといいます。

りんママさん
見てる方が熱中症になりましたからね。
後で聞いたら、あの後も見物中に倒れて病院に運ばれた方がいたとか。
もちろん担ぎ手はそれ以上に熱中症になる危険性がありますから、神輿行列には救護車が同道しています。

コマダムさん
安房国司祭ですね。鶴谷八幡宮。
9月の三連休の時でしたっけ?
あれも壮大らしいですね。
館山周辺の神社のお神輿や山車が勢ぞろいするという…見に行きたいなぁ。
2019年08月05日 20:51
おーちゃんさん
東尾久は私の故郷。
わずか17年しか過ごしていないけれど、生まれ育ち、それこそ今でも猫の撮り道まで覚えている町です。
やはり思い入れは人一倍ですね。
2019年08月06日 01:09
こんばんは。
動画全部見ましたよ~!
すごい熱気ですね。
警察官の警備の笛なのか、
神輿の笛なのか、
それも含めてお祭り感がありますね。
神輿を担いでいる皆さんの表情が最高ですね。
暑さを忘れて、楽しんでいる姿はかっこいいですね。
2019年08月06日 20:42
あの笛の音がまた気分を盛り上げてくれるんですよね。
見ている側も暑さを忘れてしまいます。
だからこそ知らず知らずに熱中症になったりもします。水飲まないとダメです。
私もこの時は宮出しの直前にお水を買って、渡御の途中でもう1本買って…わずか2時間の間に1本半飲みましたから。(^^;
2019年08月14日 13:34
同じ日にこちらのニュータウン祭りがありました(何十分の1の小規模ですが)
ニュータウンってほぼ同世代が町の構成員だから、一斉に年寄りになるのよね
で、神輿担いだのは近所の信用金庫の若い衆
それでも続けられるだけよい方なんでしょう
子供神輿も頑張りましたよ!

車窓越しの神輿も味わいありますね
2019年08月14日 15:17
マーシャの乳母やさん
祭りの担い手が年寄りばかりになっていくのは寂しいですね。
高齢化の一方で、若い人がこうした行事に関心を示さなくなったという部分もあります。今は他に楽しみいくらでもありますからねぇ…。
「昔、こんなお祭りがあった」なんて言われる時代が来てしまうのでしょうか。