ma minette

私の手元に一冊の写真集があります。
「ma minette」という猫の写真集。(フランス語で「私の仔猫」という意味)
これは私が中学校一年の三学期に買ったもので、奥付を見ると発行日は昭和46年12月。確か新聞広告見て買ったんだったかな…。

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値段は1,000円。今でこそ1,000円と言っても驚きませんが、今から40年以上前の1,000円というのはかなりな金額で…確かラーメンが120円とか130円の時代でしたから。当然自分の小遣いでは足りずに親父に半分借りた記憶があります。返してないけど。(^^;

まだ私が写真を始める3年前の話でしたが、この写真集の印象はいまだに強いです。今は「猫写真」というと誰しもが岩合光昭さんを思い浮かべると思いますが、私はこの写真を撮った西川治さんの影響のほうが強いような。なにせ本が落丁するほど繰り返し見ましたから。
ちょうどこの本を買う前年に可愛がっていた猫を交通事故で亡くしたんでしたね。

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そのくせ、高校に入って写真を始めるとその被写体は都電とSLばかり。猫は全然撮りませんでしたね。その後40年写真を続けてきて、次第にスタンスを鉄道から動物に移していって猫も撮るようになると、なぜか急にこの写真集を引っ張り出してきました。その間30年ちょっと本棚で眠っていたような。(^^;

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岩合さんの写真も好きですが、「世界の猫」という名がついているようにあの方の写真はある地方、あるいはある国をスポット的に取り上げて写真集などにしているものが有名になりすぎていて、日常の中の猫を撮っているというイメージがあまりないんですよね。それがために、あの方の写真には身近さというものが今一つ感じられないような。(恐れ多いことを書いてますが)
その点、この西川さんの猫写真にはごくごく身近にいそうな猫の姿が描かれていて、それが今でも私の心を惹くのかもしれませんね。

その中に白い猫を主役としたチャプターがありました。「雲」という名の猫。
その猫が逆光の中で輝いている作品があって、私は今に至るまで40年以上、この作品が心に焼き付いてます。

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西川さんは今でもご健在で、今は料理家としても有名ですよね。
他にも2冊あった西川さんの写真集…確か友人に貸したまま返ってきてない。もう一度見たいけどなぁ。

↓今朝の散歩で遊んだいつもの白猫(妹猫のほうです)

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先日の尾道と真鍋島の猫たちの撮影日記、UPしました。写真数が多かったのでちょっと時間がかかりましたが…。よろしければご覧ください。最初はちょっとSLが入ってますが。(^^;↓
http://www7b.biglobe.ne.jp/~kemunyan/enikki00.html

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