タンチョウ横断注意!
10月も下旬。
ついこの間まで「暑い」「暑い」と言っていたのがウソのように朝晩はぐっと冷えるようになった関東です。
このまま冬に突入するわけでもないでしょうが、なんだか最近は秋らしい「いい陽気」の日というのが年々少なくなってきているような気がしますね。
本来なら10月というのは「暑くなく寒くなく」のいい気候の時期のはずなんだけど…。月初めに台風二つ来ましたしね。これから半月ぐらいは快適な日々が続いてくれるかな?
さて北海道ではもう朝は気温が零下の日が続くようになったとか。もうそんな時期かぁ。
鶴居村や阿寒町あたりではもう広葉樹の紅葉がそろそろ終盤、今月末あたりからはカラマツ黄葉が盛りになって、そして早々と初冬の風景へ変わっていく時期です。
7月のタンチョウ撮影が仕事の関係で行けなかったのでこの時期に行こうかとも思ったんですが、今年は青島のTNR延期のあおりを受けた格好で瀬戸内行きを11月初旬に充て込んでしまったので、残念ながら秋の鶴居村行きはパス。11月中旬になるとカラマツの黄葉も終わってしまいますしね。
10月は湿原などの繁殖地からタンチョウたちが越冬のために里に戻ってくる時期。鶴居村ではそこここにある収穫の終わったデントコーンの畑にタンチョウが群がり「落穂ひろい」をやっていることでしょう。
阿寒の山々はもう冠雪したかな…?
この時期になってもまだ繁殖地に残るツルたちはいますが、湿原は急速に色を失って冬支度を始めます。やがてひと番、ひと家族…三々五々と里へ。
今頃、鶴居の畑はどこも刈り跡にツル、ツル、ツル…になっているかもしれません。
あちこちの湖や沼には大陸から冬鳥が渡ってきます。この時期のヒシクイの群れは壮観。
この時期は秋の霧の季節。
釧路湿原周辺は季節を問わず霧が出ますが、この時期に出るのは放射霧。夜間から明け方にかけて湿原とその周辺は雲海の中に沈んだような濃い霧に覆われる日があります。
「そんな日は撮影にならないんじゃ…?」と思う方も多いと思いますが、さにあらずむしろそんな光景を狙って訪れる人が多いんですよね。私もその一人。
日の出の弱い陽の光で空気全体が徐々にほのかなオレンジ色に染まっていく、わずか15~20分の光景。
タンチョウたちが一羽、また一羽と畑の刈り跡に下りてきます。
彼らが狙っているのは、畑に零れ落ちているコーンの実や葉、茎、そして何より土の中の虫や小動物。雪が降って大地が白く覆われ、土が凍り着くまでの間、ここは彼らの貴重な食事場。寒くなって小動物や虫の動きが少なくなると彼らはサンクチュアリや鶴見台といった給餌場に移動します。
「玄太の樹」。
鶴見台からほど近い畑にあるこの樹は私の大好きな撮影モチーフです。
樹の根元近くにタンチョウが佇んでいるのがわかりますか?
「玄太の樹」と呼ばれる所以は…昔「池中玄太80キロ」を視ていた方ならおわかりかと。(^^;
若かりし西田敏行が好演してましたね♪
深い霧の中、道端の電柱を囲むように置いてある奇妙なオブジェ。
と思ったら、タンチョウの家族でした。番に幼鳥二羽。(^^;
「右よし、左よし」と確認をして?道路を横断。
そう、繁殖地から里にもどったばかりのこの時期、やたらと道路を横断するタンチョウを見かけます。それは何も早朝に限ったことではなくて…。
白昼堂々と横断していくのもしょっちゅうで。(^^;
交通量はさほど多いわけではないけれど、いちおう村内ではメインの道路です。
だからこのあたりにはあちこちに「タンチョウ横断注意」という標識や看板があったりします。もちろんドライバー向けに。タンチョウはシカやキツネと違っていきなり飛び出すということはありませんが、それでも気を付けないと…しかも彼らはクルマが来たからと言って慌てて避けるということをあまりしません。悠然と「オレが横断し終わるまで待て」とでも言わんばかりにゆっくり横切っていきます。(^^;
地元の方はそれを良く知っていますからタンチョウを行く手に見ると徐行しますね。ただ道外から来た旅行者などは「避けるだろう」とタカくくって走っていくと撥ねてしまうこともあるわけで。
万一タンチョウを撥ねたら…なにせ相手は「特別天然記念物」ですから。
公になったら後処理がけっこう大変だそうで。(・・;)
中には話しながら?歩道をゆっくり歩いている夫婦もいたりします。
11月に入ると内地では「小春日和」と呼ばれる日がありますが、気温の差こそあれ道東でもそんな日差しを感じる日もあります。その頃には多くのタンチョウが給餌場に集まってきていますが、中には前夜雨が降ってできた水たまりで、水浴びをしているヤツも。(^^;
お尻を振って水しぶきを立てて…気持ちよさそうです。(^^;
やがて木々は葉を落とし黒い幹だけが目立つようになり、大地に霜が下りる日が続くとタンチョウたちは日中のほとんどを給餌場で過ごすようになります。
モノトーンの世界にタンチョウの白い羽だけが目立つ。この時期はまだ曇りの日が多く厳冬期のような青空はなかなか出ません。
11月下旬。夜間に小雪が降って明け方には止むという日が多くなります。数日たてば消えてしまう雪ですが。
踊る夫婦。でもこの時期のダンスは「求愛」ダンスとはチト違う。
やがてタンチョウの吐息が白く目に見えるようになるともう12月になります。
そう、私の次の鶴居村行きは12月初旬。
「この時期だけは誰が何と言っても休むぞ~!」と今から叫んでます、ハイ。(^^;
規定のリフレッシュ休暇は11月の瀬戸内行きで使ってしまうので別に有休取って。
3月以来タンチョウ撮影ご無沙汰なので、かなり「北に帰りたい病」が進行しているようです。
望遠レンズや三脚の手入れをしていたら、無性にその想いが増幅されて。(^^;
あと2か月。指折り数えて…。
ついこの間まで「暑い」「暑い」と言っていたのがウソのように朝晩はぐっと冷えるようになった関東です。
このまま冬に突入するわけでもないでしょうが、なんだか最近は秋らしい「いい陽気」の日というのが年々少なくなってきているような気がしますね。
本来なら10月というのは「暑くなく寒くなく」のいい気候の時期のはずなんだけど…。月初めに台風二つ来ましたしね。これから半月ぐらいは快適な日々が続いてくれるかな?
さて北海道ではもう朝は気温が零下の日が続くようになったとか。もうそんな時期かぁ。
鶴居村や阿寒町あたりではもう広葉樹の紅葉がそろそろ終盤、今月末あたりからはカラマツ黄葉が盛りになって、そして早々と初冬の風景へ変わっていく時期です。
7月のタンチョウ撮影が仕事の関係で行けなかったのでこの時期に行こうかとも思ったんですが、今年は青島のTNR延期のあおりを受けた格好で瀬戸内行きを11月初旬に充て込んでしまったので、残念ながら秋の鶴居村行きはパス。11月中旬になるとカラマツの黄葉も終わってしまいますしね。
10月は湿原などの繁殖地からタンチョウたちが越冬のために里に戻ってくる時期。鶴居村ではそこここにある収穫の終わったデントコーンの畑にタンチョウが群がり「落穂ひろい」をやっていることでしょう。
阿寒の山々はもう冠雪したかな…?
この時期になってもまだ繁殖地に残るツルたちはいますが、湿原は急速に色を失って冬支度を始めます。やがてひと番、ひと家族…三々五々と里へ。
今頃、鶴居の畑はどこも刈り跡にツル、ツル、ツル…になっているかもしれません。
あちこちの湖や沼には大陸から冬鳥が渡ってきます。この時期のヒシクイの群れは壮観。
この時期は秋の霧の季節。
釧路湿原周辺は季節を問わず霧が出ますが、この時期に出るのは放射霧。夜間から明け方にかけて湿原とその周辺は雲海の中に沈んだような濃い霧に覆われる日があります。
「そんな日は撮影にならないんじゃ…?」と思う方も多いと思いますが、さにあらずむしろそんな光景を狙って訪れる人が多いんですよね。私もその一人。
日の出の弱い陽の光で空気全体が徐々にほのかなオレンジ色に染まっていく、わずか15~20分の光景。
タンチョウたちが一羽、また一羽と畑の刈り跡に下りてきます。
彼らが狙っているのは、畑に零れ落ちているコーンの実や葉、茎、そして何より土の中の虫や小動物。雪が降って大地が白く覆われ、土が凍り着くまでの間、ここは彼らの貴重な食事場。寒くなって小動物や虫の動きが少なくなると彼らはサンクチュアリや鶴見台といった給餌場に移動します。
「玄太の樹」。
鶴見台からほど近い畑にあるこの樹は私の大好きな撮影モチーフです。
樹の根元近くにタンチョウが佇んでいるのがわかりますか?
「玄太の樹」と呼ばれる所以は…昔「池中玄太80キロ」を視ていた方ならおわかりかと。(^^;
若かりし西田敏行が好演してましたね♪
深い霧の中、道端の電柱を囲むように置いてある奇妙なオブジェ。
と思ったら、タンチョウの家族でした。番に幼鳥二羽。(^^;
「右よし、左よし」と確認をして?道路を横断。
そう、繁殖地から里にもどったばかりのこの時期、やたらと道路を横断するタンチョウを見かけます。それは何も早朝に限ったことではなくて…。
白昼堂々と横断していくのもしょっちゅうで。(^^;
交通量はさほど多いわけではないけれど、いちおう村内ではメインの道路です。
だからこのあたりにはあちこちに「タンチョウ横断注意」という標識や看板があったりします。もちろんドライバー向けに。タンチョウはシカやキツネと違っていきなり飛び出すということはありませんが、それでも気を付けないと…しかも彼らはクルマが来たからと言って慌てて避けるということをあまりしません。悠然と「オレが横断し終わるまで待て」とでも言わんばかりにゆっくり横切っていきます。(^^;
地元の方はそれを良く知っていますからタンチョウを行く手に見ると徐行しますね。ただ道外から来た旅行者などは「避けるだろう」とタカくくって走っていくと撥ねてしまうこともあるわけで。
万一タンチョウを撥ねたら…なにせ相手は「特別天然記念物」ですから。
公になったら後処理がけっこう大変だそうで。(・・;)
中には話しながら?歩道をゆっくり歩いている夫婦もいたりします。
11月に入ると内地では「小春日和」と呼ばれる日がありますが、気温の差こそあれ道東でもそんな日差しを感じる日もあります。その頃には多くのタンチョウが給餌場に集まってきていますが、中には前夜雨が降ってできた水たまりで、水浴びをしているヤツも。(^^;
お尻を振って水しぶきを立てて…気持ちよさそうです。(^^;
やがて木々は葉を落とし黒い幹だけが目立つようになり、大地に霜が下りる日が続くとタンチョウたちは日中のほとんどを給餌場で過ごすようになります。
モノトーンの世界にタンチョウの白い羽だけが目立つ。この時期はまだ曇りの日が多く厳冬期のような青空はなかなか出ません。
11月下旬。夜間に小雪が降って明け方には止むという日が多くなります。数日たてば消えてしまう雪ですが。
踊る夫婦。でもこの時期のダンスは「求愛」ダンスとはチト違う。
やがてタンチョウの吐息が白く目に見えるようになるともう12月になります。
そう、私の次の鶴居村行きは12月初旬。
「この時期だけは誰が何と言っても休むぞ~!」と今から叫んでます、ハイ。(^^;
規定のリフレッシュ休暇は11月の瀬戸内行きで使ってしまうので別に有休取って。
3月以来タンチョウ撮影ご無沙汰なので、かなり「北に帰りたい病」が進行しているようです。
望遠レンズや三脚の手入れをしていたら、無性にその想いが増幅されて。(^^;
あと2か月。指折り数えて…。


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