花食い鳥?

荒川の町角にて。満開のユキヤナギ。

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ハクモクレン。曇り空なのが残念。

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とあるお寺の桜もそろそろ満開のはず。
河川敷の猫たちと会った昨日、その足で出かけてみました。

山門に至る石段の両脇にある桜。やはり満開でした。

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東京のソメイヨシノの開花予想日は3月21日。
ここの桜はソメイヨシノではありません。早咲きの安行桜です。
早咲きの桜というと河津桜を思い浮かべる方が多いと思いますが、この桜は河津桜のような赤味を帯びた花ではなくソメイヨシノに近い色合い。ですから初めて見る方はソメイヨシノだと思って「まだ開花日前なのに…」と驚かれる方も多いようです。よく見ると花の着き方がソメイヨシノとはちょっと違うのがわかるのですが。花もやや小ぶりです。

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毎年3月15日前後に満開を迎えます。
3月第三週末はここの桜を見に行くのが習慣になりましたね。

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ところで、上の写真の中に鳥が一羽隠れています。わかりますか?

山門をくぐって境内に入ると本堂のすぐ横にも大きな樹が。

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「花曇り」という言葉がありますが。まさにそんなお天気で。(^^;
でも考えてみると花そのものを撮るには、曇りの方が撮りやすいのも事実。光が弱いので花が影になる部分が少ないんですよね。晴れていると空は青空になってバックはきれいなんですが、下から見上げで撮ると光の方向をよく見定めて撮らないと影がきつくてせっかくの花に陰影が出てしまう。曇ってるとあまりその心配はなく花が柔らかい感じで撮れる。でもバックの空は真っ白で…う~~ん、痛しかゆしですねぇ。(^^;

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さて、さっきからやたらと揺れるこの木。犯人はこの子たち。

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そう、毎年のことですがこの桜が満開になると近くに住む鳥たちが花を食べに来るのです。ヒヨドリやスズメ、そして中には野生化したインコ。このお寺には毎年のように緑色のインコがやってきますね。
たぶん蜜を吸いに来ているのだと思うんですが…。

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ヒヨドリなどは蜜を吸う食性があるので正面から花の中に嘴を突っ込んで上手に蜜を吸うのですが、インコは花の付け根を食いちぎって蜜を食べているので、ちょっと蜜を吸うと花ごとポトリと下に落としてしまいます。だから樹の下の地面を見るとご覧の通り。(^^;

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インコは元々そういう食性がなかったものがたまたま何かのきっかけて花を食べてみてその味を覚えたんでしょうね。そもそもインコの嘴は花の蜜を吸うには適していません。だから花ごと食いちぎってしまうようです。

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だから、ここの桜は「満開になった」と聞いたら早く撮りにいかないとインコに全部散らされてしまう…というのは冗談ですが、桜と緑のインコのコラボを撮れる樹としてはけっこう有名になったので、私の他にもちらほらとカメラマンが来ていました。なかなか面白い絵ですので。鳥写真をやっている人にとっては毎年の楽しみですね。(^^;

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本堂の回廊に上がって、真横からちょっとお遊びで桜の方にピントを合わせてインコをぼかしてみるとウグイスのようにも見えます。

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飛んでくるインコは一羽ではありません。三・四羽いるんですよね。時にはこうやってニラミアイ?

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「これはオレのだ!」
「なんだと?」

15分も撮っていると見上げた首が痛くなってきます。背景を暗い本堂にして花を浮き立たせてマジメに桜の写真を撮ったところで終了~♪

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帰りがけにここに住んでいるニャンコにご挨拶。

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ちょうど雲の合間から西日が差して来て、気持ちよさそうに日向ぼっこ。

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「いい写真撮れた?」
と言われているようで。(^^;

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やわらかな日差し。「一陽来復」という言葉が思わず浮かびますが、本来は冬至過ぎの頃に使う言葉ですよね。

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ゆっくりおやすみ!

本格的な東京の春、もうすぐそこです。

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